制作年:2012年
評価項目、各項目の最高は5つ星
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆
3.地域を超える力、世界的壮大さ ☆
4.アイデアの独創性 ☆
5.新しい見方の提示 ☆
6.映像上の美しさ、すばらしさ、または独自性 ☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆
【合計星数】 12
【寸評】
「私は医師のヴェロニカです」「私は患者、ヴェロニカ」この狭間で生きる女性研修医の話だ。ブラジルが舞台。美しい精神科医ヴェロニカの苦悩と欲望、そして自身を患者とした癒やしへの日々を綴る。多くの患者たちを抱えた激務と病に侵された父親の世話との中で自らの心に虚無を抱えていく。その虚無感のはけ口がセックスである。そのシーンは驚くほど非煽情的だ。物体としての肉体と肉体がぶつかりあっているようにしか見えない。一つには、ブラジルの実力派女優がさらけ出す肉体は円熟しすぎているからかもしれない。虚無感の表現として、そうしたシーンを利用したというのであれば、それなりに成功しているのかもしれない。
「私は医師のヴェロニカです」「私は患者、ヴェロニカ」この狭間で生きる女性研修医の話だ。ブラジルが舞台。美しい精神科医ヴェロニカの苦悩と欲望、そして自身を患者とした癒やしへの日々を綴る。多くの患者たちを抱えた激務と病に侵された父親の世話との中で自らの心に虚無を抱えていく。その虚無感のはけ口がセックスである。そのシーンは驚くほど非煽情的だ。物体としての肉体と肉体がぶつかりあっているようにしか見えない。一つには、ブラジルの実力派女優がさらけ出す肉体は円熟しすぎているからかもしれない。虚無感の表現として、そうしたシーンを利用したというのであれば、それなりに成功しているのかもしれない。
合計星数(2019年4月12日に下記の評価を修正)
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品18以上 秀作、話題作
24以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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