作品名: 闇の子供たち(日本)
制作年:2008年
評価項目、各項目の最高は5つ星
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆☆
3.地域を超える力、世界的壮大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆
5.新しい見方の提示 ☆☆
6.映像上の美しさ、すばらしさ、または独自性 ☆☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆☆
【合計星数】 20
【寸評】
バンコクで、幼児人身売買を取材する南部は、日本人の子供がタイで心臓の移植手術を受けるという情報を得る。臓器密売の元仲介者に接触した南部は、提供者の子供は生きたまま臓器を摘出されるという事実を知る。その現場に迫ろうとするが、命がけである。タイ警察の連携し、追い詰めようとする。サスペンス仕立てになっていてとてもおもしろい。タイの貧しい農村、バンコックの雑踏、そして、移植を望む日本人。その映像がビビッドである。動かしがたい現実が裏にあり、それが画面の一つ一つに重みを与えている。
合計星数(2019年4月12日に下記の評価を修正)
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
24以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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