作品名: いしゃ先生(日本)
制作年:2015年
評価項目、各項目の最高は5つ星
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的壮大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆
5.新しい見方の提示 ☆☆
6.映像上の美しさ、すばらしさ、または独自性 ☆☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆
【合計星数】 18
【寸評】
時代は昭和初期である。仙境のナシチンゲールと呼ばれた一人の新米女医の語。山形県大井沢村は僻地で、無医村だった。その地に実在した女医・志田周子の生涯を完全映画化。文部省推奨といった感じの非の打ちどころにない映画である。奇をてらうことなく、オーソドックスなカメラワークは内容を反映し好感がもてる。女医の純粋な心情は、山村の美しいが過酷な自然の景色に如実に表現されている。その生き方に、思わず涙を流してしまう。最後の3分ほどは、実際の映像が流れる。これにより、さらに現実感が増す。
合計星数(2019年4月12日に下記の評価を修正)
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
24以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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