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Tuesday, December 3, 2019

ニライカナイからの手紙(日本、2011)16点


作品名: ニライカナイからの手紙(日本)

制作年:2011年



評価項目、各項目の最高は5つ星

1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆

2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆

3.地域を超える力、世界的壮大さ ☆☆

4.アイデアの独創性 ☆☆

5.新しい見方の提示 ☆☆

6.映像上の美しさ、すばらしさ、または独自性 ☆☆

7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆

8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆



【合計星数】 16



【寸評】
沖縄の竹富島が舞台だ。「風希、お誕生日おめでとう……」涙をこらえながら船着場で母 を見送った6歳からずっと、風希と母をつなぐものは毎年誕生日に送られてくる手紙だけだった。本当にオーソドクスな映画造りだ。土地の風習や祭祀を織り込み、地元の人々も巻き込む良心的な作品だ。一日経って寸評を書こうと思うと、とても理性的な疑問が沸いてくる。母や祖父は、母の死をそれほどまでに隠す必要や必然性はあったのかと思うのだ。その辺りの事情があまり描かれていないので、今になって疑問が沸くのだろう。



合計星数(2019412日に下記の評価を修正)

12以下 駄作

14~16  一般的な並みの作品

18以上 秀作、話題作

24以上 優良作品

29以上 最優秀作品




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作品名: 妻の秘蜜―夕暮れてなお― (日本) 制作年:2016年 評価項目、各項目の最高は5つ星 1.人間や社会に対する追及の深さ  ☆ 2.時間的、歴史的壮大さ  ☆ 3.地域を超える力、世界的壮大さ  ☆ 4.アイデアの独創性  ☆☆ 5.新しい見...