制作年:2011年
評価項目、各項目の最高は5つ星
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆3.地域を超える力、世界的壮大さ ☆
4.アイデアの独創性 ☆☆
5.新しい見方の提示 ☆
6.映像上の美しさ、すばらしさ、または独自性 ☆☆☆☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆
【合計星数】 16
【寸評】
30歳前後の夫婦の別れ話だ。10分以上続く、冒頭の車の場面は印象的だ。それも含め、その映像がすばらしい。一コマ一コマが写真になっている。写真家が撮った映画という感じだ。特に、家のなかの映像でこれほど印象に残るものはない。家のなかの物も凝っている。ただし、この印象と別れ話とが、うまくかみ合わない。若い二人が住む家がセンスが良すぎて、しかも豪華なのだ。だから、別れ話が現実味がきわめて乏しく、夢物語のように感じてしまう。そして、1時間ほど彼らの別れ話につきあわされ、最後に落ちも展開もない。イライラした気持ちで見終わるのだ。こんなすばらしい映像を創出できるスタッフは、もっとそれにあったテーマをみつけてほしい。その意味で、とても残念な作品だ。
合計星数(2019年4月12日に下記の評価を修正)30歳前後の夫婦の別れ話だ。10分以上続く、冒頭の車の場面は印象的だ。それも含め、その映像がすばらしい。一コマ一コマが写真になっている。写真家が撮った映画という感じだ。特に、家のなかの映像でこれほど印象に残るものはない。家のなかの物も凝っている。ただし、この印象と別れ話とが、うまくかみ合わない。若い二人が住む家がセンスが良すぎて、しかも豪華なのだ。だから、別れ話が現実味がきわめて乏しく、夢物語のように感じてしまう。そして、1時間ほど彼らの別れ話につきあわされ、最後に落ちも展開もない。イライラした気持ちで見終わるのだ。こんなすばらしい映像を創出できるスタッフは、もっとそれにあったテーマをみつけてほしい。その意味で、とても残念な作品だ。
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品18以上 秀作、話題作
24以上 優良作品
29以上 最優秀作品