作品名:ジョイ・ラック・クラブ (アメリカ)
制作年:1993年
各項目、5つ☆が最高(2017年4月21日、評価内容を微修正)
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆☆
3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆
5.新しい見方の提示 ☆☆☆
6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆☆☆
【合計星数】 23
【寸評】
4人の中国系アメリカ人女性の話だ。彼女たちの中国における母親たちと、アメリカで生まれ育ったが中国人の血を受け継ぐ娘たちの話を、過去に戻りつつ信じがたい悲惨な話が次々に連続する。それぞれの話はうまく構成されおもしろいが、盛りだくさんなのでなかなかうまくつながらない。そして、3分の2ほど過ぎ、やったそれらがつながりはじめ、全体として壮大な歴史ドラマが出現する。そして、歴史というよりも異文化の問題をも提起する。よく考え抜かれた映画である。蛇足ながら、英語がとてもわかりやすい、英語の勉強をしたい人が必見だ。
合計星数(2017年4月20日に下記の評価を修正)
8 最低
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
23以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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