作品名:わが母の記
制作年:2011年
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的壮大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆
5.新しい見方の提示 ☆
6.映像上の美しさ、すばらしさ、または独自性 ☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆
【合計星数】17
【寸評】
井上靖の原作をもとにする。作家の母親から捨てられたという思いと、その母が認知症になり奇怪な行動や徘徊を繰り返し苦労する家族の感情が交錯する。この二つは基本的に並行することに違いないが、それがこの作家のこころのなかで交差する。それが最後に近い場面である。ここがこの映画のクライマックスであるが、認知症の母親を見てきた私からすると、虚構(フィクション)としか思えない。
各項目5つ星
合計星数(2019年4月12日に下記の評価を修正)
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
24以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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