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Monday, November 11, 2019

美女と野獣(フランス,ドイツ、2017)14点

作品名:美女と野獣(フランス,ドイツ)

制作年:2017

 

各項目、5つ☆が最高(2019421日、評価内容を微修正)

1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆

2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆

3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆

4.アイデアの独創性 ☆

5.新しい見方の提示 ☆

6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆☆☆

7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆

8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆

 

【合計星数】 14

【寸評】

「ディズニーが製作した大ヒットアニメ『美女と野獣』を実写化した、ファンタジーロマンス。」本映画の配給はディズニーだ。私たちは教えられた。「アメリカ人はオリジナリティーにあふれクリエイティブだ。日本人もそれを見習わなければならない。」現在のアメリカ映画の体たらくぶりを見ると、これは明らかに間違いだ。我々世代は洋画しかみなかったが、今は邦画のほうがずっとオリジナリティーにあふれおもしろい。ディズニーが古い話や古典を題材にして映画を撮り続ける限り、私は見たくない。この映画を見て、ディズニー映画そしてアメリカ映画の特徴はこんな点だとわかった。ただただお金をかけて、立派なセッティングを作る。画面だけでなく壮大な音楽を利用する。最新鋭の映像技術を駆使し、より壮大な別世界をつくりだす。CGを大いに利用するには、ドキュメンタリーよりもファンタジーやフェアリ・テイルのほうがよい。そして、これだと大人も子供も楽しめる。

 

合計星数(2019420日に下記の評価を修正)

8    最低

12以下 駄作

14~16  一般的な並みの作品

18以上 秀作、話題作

23以上 優良作品

29以上 最優秀作品

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