作品名:野獣死すべし
制作年:1980年
各項目、5つ☆が最高(2019年4月21日、評価内容を微修正)
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆
5.新しい見方の提示 ☆☆
6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆
【合計星数】 15
【寸評】
歴史的な事実を踏まえ、人間のなかにある残虐性を描く形で話を展開しようとしているが、決してうまくいっているとはいえない。この映画を見て嘔吐した人間もいたかもしれない。挿入される宗教的なナレーションも全編をいろどるクラシック音楽もその残虐性の免罪符にはならない。こんなことをいうと、作り手は主人公の妄想にすぎませんよというかもしれないが、見た者に歴史的悲惨さも何も伝わらない。
合計星数(2019年4月20日に下記の評価を修正)
8 最低
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
23以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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