作品名: 利休にたずねよ
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的壮大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆
5.新しい見方の提示 ☆
6.映像上の美しさ、すばらしさ、または独自性 ☆☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆
【合計星数】15
【寸評】
いろいろな意味においてすべて揃っているが、こころがまったく動かない。なぜだろう。映像は美しい。俳優陣もすばらしい。話もおもしろい。結局、シナリオの整合性が問題なのか?秀吉が笑えば笑うほど、利休の荘厳さや周囲の静謐さは浮ついたものに見える。両者を対比して描きたい監督の意図はわかるが、やり過ぎなのか、私には逆効果だ。ネタバラシ(この映画では利休の原点)を最後にもってくるのは映画や演劇の常道だが、この映画ではそのために全体がばらばらに見えるのは私だけだろうか。残念でしかたがない。
各項目5つ星
合計星数(2019年4月12日に下記の評価を修正)
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
24以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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