作品名:乱
制作年:1985年
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的壮大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆
5.新しい見方の提示 ☆
6.映像上の美しさ、すばらしさ、または独自性 ☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆
【合計星数】 14
【寸評】
お金をかけただけで、アイデアや構成において新味はない。冒頭の三本の矢の逸話で、結末が読めてしまう。リア王を下敷きにしたというが、その深みはまったくない。道化役と主人公の掛け合いはうまくいっていない。また、サロメ流の生首を差し出すという場面も必然性に問題あり。全体として、黒沢作品としては駄作といわざるをえない。
各項目5つ星
合計星数(2019年4月12日に下記の評価を修正)
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
24以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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