作品名:突入せよ!「あさま山荘」事件
制作年:2002年
各項目、5つ☆が最高(2019年4月21日、評価内容を微修正)
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆
3.地域を超える力、世界的広大さ ☆
4.アイデアの独創性 ☆
5.新しい見方の提示 ☆
6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆
【合計星数】 9
【寸評】
この事件を生で見ていた人間からすると、この映画はつくりものとはいえ、はがゆいというよりもくだらない。この事件を知らない世代には、それなりに楽しめる映画だろう。映画そのものがくだらないのではない。そのもとになっている本がだめなのだ。ここで描かれているものは、長野県警と警視庁の確執、階級間の怨念、両組織のトップのふがいなさなどである。こんな本をもとに映画化を考えた人間の気持ちが私にはわからない。そのくだらなさを伝えたいのなら、もっとちがったアプローチもあるはずだ。やっぱり、原作や脚本がまったくだめだ。
合計星数(2019年4月20日に下記の評価を修正)
8 最低
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
23以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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