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Saturday, November 9, 2019

きいろいゾウ(日本、2012)16点

作品名:きいろいゾウ(日本)

制作年:2012

 

各項目、5つ☆が最高(2017421日、評価内容を微修正)

1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆

2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆

3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆

4.アイデアの独創性 ☆☆

5.新しい見方の提示 ☆☆

6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆☆

7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆☆

8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆

 

【合計星数】 16点

【寸評】

おそらくとても評価の分かれる映画だろう。好きな人は高く評価するが、おもしろくない人の評価はきびしいだろう。前半の寓話的でメルヘンチックなタッチにもかかわらず、後半は人間の情念に近いものが飛び出てくる。いろいろな要素が混在し、それらがうまく一つに昇華されきっていないように思う。きいろの像のイメージ、子供のころに自殺した女性のイメージ、何か奇怪な鳥の入れ墨、認知症の老婦人などなど。これらが一体となって、一つの映画世界を構成するというのでは、残念ながら、ないのだ。

 

合計星数(2017420日に下記の評価を修正)

8    最低

12以下 駄作

14~16  一般的な並みの作品

18以上 秀作、話題作

23以上 優良作品

29以上 最優秀作品


  

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