作品名:テンジャン(韓国)
制作年:2010年
各項目、5つ☆が最高(2017年4月21日、評価内容を微修正)
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆☆
5.新しい見方の提示 ☆☆
6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆
【合計星数】 19点
【寸評】
死刑執行直前の男が最後に語ったことばは、「味噌チゲが食べたい」。この映画ほど、香りのある映画を私は見たことがない。だから、日本語タイトルは「味噌チゲのこころ」としたい。前半は推理小説まがいで、上の謎を解き明かそうとする旅で構成される。意外なところに、謎の解答はあり、後半は純愛の世界だ。彩りがあり香りがある、若い男女の清冽な純愛が繰り広げられ、映像はきれいですばらしい。このすてきな世界を描くのに、前半の長い旅が必要か疑問に思えてしかたない。
合計星数(2017年4月20日に下記の評価を修正)
8 最低
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
23以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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