作品名:ぐるりのこと。(日本)
制作年:2008年
各項目、5つ☆が最高(2017年4月21日、評価内容を微修正)
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆☆
5.新しい見方の提示 ☆☆
6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆
【合計星数】 17点
【寸評】
何事もきちんとしたい翔子と、人生の目標が定まらず無為に生きる法廷画家のカナオ。どこにでもいそうな男女の愛情を描くものであるが、その愛情に激しさはなく、ふつうのものである。そのふつうさゆえに、観る者の日常性とぴったりあって、ここちよい作品である。 ただし、裁判場面がいくつか出てくるが、これがこの夫婦の精神状態とあいまって臨場感を与えているかというもっとも大事な点においては、残念ながら疑問符がつく。
合計星数(2017年4月20日に下記の評価を修正)
8 最低
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
23以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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