作品名:パーマネント野ばら
制作年:2010年
各項目、5つ☆が最高(2017年4月21日、評価内容を微修正)
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆
3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆
5.新しい見方の提示 ☆
6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆
【合計星数】 13点
【寸評】
男がいないと生きられない女たち、だらしないくだらない男たち。こんな人間ばかりの村のごくありふれた生活のなかの人情をユーモラスに描く。そこには、ばからしいがいとおしい人間たちが存在する。そんななか、離婚して小さな子供を持つ主人公が、かつて好きだった高校教師のことを回想する。それはきよらかで、澄み切った恋の映像だ。それが彼女の孤立感を表現するともいえるが、周りの女たちの逞しさのなかで存在感がなく浮いた感じが強くする。
合計星数(2017年4月20日に下記の評価を修正)
8 最低
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
23以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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