作品名:ヴァン・ゴッホ(フランス)
制作年:1991年
各項目、5つ☆が最高(2017年4月21日、評価内容を微修正)
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆
5.新しい見方の提示 ☆
6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆
【合計星数】 13
【寸評】
私の大好きなゴッホの伝記映画である。好きなだけに、私のなかにはすでに造られたゴッホ像がある。その像と、この映画で描かれたゴッホはあまりにも隔たりがある。最後に自殺して亡くなるが、全体としてはあまりにも明るすぎるゴッホである。弟テオとの関係を中心に描くが、それは私たち日本人の知る兄弟関係とはまったく異なる。というようなことで、この伝記映画を私が評価をするのはむずかしい。希望としては、若いころのゴッホをもっと取り入れ、それを基礎とした画作における苦悩として描いてほしかった。
合計星数(2017年4月20日に下記の評価を修正)
8 最低
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
23以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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