作品名:誰も知らない
制作年:2004年
各項目、5つ☆が最高(2017年4月21日、評価内容を微修正)
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆
5.新しい見方の提示 ☆
6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆
【合計星数】 13
【寸評】
これは実話にもとづき、深刻な社会的側面に切り込もうとする映画である。母親に捨てられた子供たちの姿を描こうとする。ところが、子供たちの表情はそれほど深刻ではない。彼らがそんなふうに見えれば見えるほど、そして一見みせかけにせよ明るく見えるほど、見ている私たち大人はつらい。つらいが、何か私の心に訴えるものがない。その何かはわからない。この家族を、社会から隔離された孤立したものとしてとらえ過ぎているからかもしれない。
合計星数(2017年4月20日に下記の評価を修正)
8 最低
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
23以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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