作品名:SADA 戯作・阿部定の生涯
制作年:1998年
各項目、5つ☆が最高(2017年4月21日、評価内容を微修正)
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆☆
4.アイデアの独創性 ☆☆
5.新しい見方の提示 ☆☆☆
6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆☆☆☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆☆
【合計星数】 22
【寸評】
深く楽しめる映画である。映画技術的にすばらしい。カラーと白黒の組み合わせ、雨の新しい使い方などいろいろある。そして、それが内容の深みとあっているのがよい。文学的なものもちらつかせていて、おもしろい。ただし、主演はこの女優が最適とは到底思われない。この女優の演技が悪いとは思わない。むしろ、この映画では好演している。しかし、基本的にこの女優には色気というものがまったくないのだ。だから、映画全体に妖艶さがほとんどない。
合計星数(2017年4月20日に下記の評価を修正)
8 最低
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
23以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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