作品名:祖谷物語 -おくのひと-
制作年:2013年
各項目、5つ☆が最高(2017年4月21日、評価内容を微修正)
1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆
2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆
3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆
4.アイデアの独創性 ☆
5.新しい見方の提示 ☆☆
6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆☆
7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆
8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆
【合計星数】 15点
【寸評】
山育ちの無垢な娘の目線で、開発や都会への憧れに揺れる村人を見つめながら自然と人間の共存を考えようとする。35mmフィルムを使っているそうだが、映像が暗く見にくい。ただし、それは監督の意図するところでもあるかもしれない。土地に対する年寄りたちの怨念に近い感情を表現するためには必要なことかもしれない。自然との対比として都会の描写を入れるのは、あまりにもありふれた手法で、この点が薄っぺらなものとなった。
合計星数(2017年4月20日に下記の評価を修正)
8 最低
12以下 駄作
14~16 一般的な並みの作品
18以上 秀作、話題作
23以上 優良作品
29以上 最優秀作品
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