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Sunday, November 10, 2019

岸辺の旅(日本,フランス、2015)18点

作品名:岸辺の旅(日本,フランス)

制作年:2015

 

各項目、5つ☆が最高(2017421日、評価内容を微修正)

1.人間や社会に対する追及の深さ ☆☆

2.時間的、歴史的壮大さ ☆☆

3.地域を超える力、世界的広大さ ☆☆

4.アイデアの独創性 ☆☆☆

5.新しい見方の提示 ☆☆

6.映像上(音楽を含む)の美しさ、すばらしさ、独自性 ☆☆☆

7.キャスティングの妙味と役者の演技力 ☆☆☆

8.シナリオの整合性や見せる順番の適切さ ☆☆

 

【合計星数】 18点

【寸評】

3年間失踪していた夫が突然帰ってくるという設定だが、それは妻の夢想の世界だ。そして、さまよう夫の魂と、彼が生活をした場所を、二人でめぐる旅がはじまる。楽しい思い出や悲しい空想の世界を、驚きの心で旅する。それがきわめてリアルに我々に迫ってきて、夢想の世界と現実の世界の区別がつかなくなる。なぜ、この二人の世界がこんなにまでリアルに感じられるのだろう。その理由の一つは、この映画に登場する役者たちの演技力のなせる技だ。芸達者そろいだ。おもしろい映画というだけでなく、芸術性も高い。

 

合計星数(2017420日に下記の評価を修正)

8    最低

12以下 駄作

14~16  一般的な並みの作品

18以上 秀作、話題作

23以上 優良作品

29以上 最優秀作品


 
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